電子書籍で行こう。

Take the 'E' Books.

電子書籍でデメリットだと誤解されている5つのこと

電子書籍はここ2、3年でかなり普及してきました。それでも「まだ一度も電子版を買ったことがない」という方は多いです。「買うきっかけがなかった」という方もいらっしゃると思います。当ブログではそのきっかけになればと思い、Kindleの利点や数ある書籍を紹介しております。

しかし中には、電子書籍になんらかのデメリットを感じて、購入を渋っている方もいらっしゃるでしょう。そのうちの幾つかは、もしかすると勘違いかもしれません。今回は電子書籍(ここではKindle)のよくある誤解を紹介し、それを正す形で電子書籍へのマイナスイメージを払拭し、電子化を考える機会になればと思っております。

電子書籍リーダーを買う必要がある?

A.アプリで読めます

KindleペーパーホワイトやKindle Fireといった、いわゆる電子書籍リーダーを買わないとKindle本が読めないと思っておられる方は、けっこういらっしゃいます。しかし実際はAmazonのKindleアプリで読むことができます。お手持ちのスマートフォンでもタブレットでもパソコンでも、Kindleアプリさえあれば読めます。Kindleアプリは無料です。

Mac版

Amazon.co.jp ヘルプ: Kindle for Macの最新バージョンをダウンロードする

iPhone版

Kindle

Kindle

  • AMZN Mobile LLC
  • ブック
  • 無料

Android版

目が疲れる?

A.ペーパーホワイトがおすすめ

「画面で本を読むのは目が疲れそう」と思うのは自然なことでしょう。たた私の個人的な意見としては、少し考え過ぎではないかと思います。もともと普段一日に、どれだけの時間を画面を見て過ごしていますか?パソコン画面だったりスマートフォンの画面だったり、文字を読んだり文章を書いたりする時間は既に長くないですか?その多くの時間を少しKindleに割り当てたからといって、目の疲れはそう変わらないと思います。

どうしても目の疲れが気になる方には、ペーパーホワイトをおすすめします。こちらは白黒のため雑誌の閲覧等には向きませんが、目に優しく文字を読むだけなら紙の本と大差ありません。文字を拡大できたり明るさを調節できる分、むしろ読みやすいということもあるでしょう。

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線が引けない?書き込みできない?

A.できます

Kindleには選択部分をマーカーで引くような、ハイライト機能があります。また、ハイライトした部分を一覧で見たり、ハイライトした箇所へページ移動することも可能です。このあたりは紙にはできない、電子書籍ならではの機能です。

同様に、メモ書き機能があります。ハイライトのように当該箇所を選択して、自分の意見や残しておきたいメモを書き込むことができます。やり方はメモを残したい箇所を選択して「メモを追加」を選び入力するだけです。紙の本に書き込むのとは違い、汚れないのがいいですね。

Amazon.co.jp ヘルプ: ブックマーク、ハイライト、メモを使用する

データが消える?

A.再ダウンロードできます

Kindleアプリを更新したりする際に、本のデータが消えることがあります。しかし購入データはクラウドに保存されており、ライブラリを読み込むことで再度ダウンロードすることが可能です。消えていないので安心してください。本自体がAmazonで配信停止になっても、過去に購入した書籍はダウンロードできます。

電子書籍については一時期、「サービスが停止したり会社が潰れると、購入した本も消える」という理由から避けられることがありました。そういう心配をされる方は、Amazonが運営しているKindleを利用しましょう。Amazonだっていつかサービスを停止したり、会社が潰れることもありえますが、その点に関しては時価総額世界5位のAmazonが一番安心だと言えます。

貸し借りできない?

A.サービス開始を待ちましょう

Kindle本の貸し借りサービス、実は本家本元のAmazon.comでは既に始まっています。

Amazon.com Help: Lend or Borrow Kindle Books

  • 雑誌や新聞は対象外
  • 同じ本は1度だけ
  • 最長2週間
  • 借りている間貸している人は読めない

以上のような制約はあるみたいですが、友達同士で本の貸し借りをするように、Kindle本も貸し借りできるみたいです。日本でサービス開始するのは、残念ながらまだいつになるかわかりません。そのうち始まると信じて。

本当にできないこと

ここまではKindleのマイナスイメージにつながるよくある誤解を訂正してきました。これだけ読むとKindleのデメリットはもうなくなったと勘違いするかもしれませんので、ここからはフェアに、Kindleにまだ残るデメリットを一部挙げていきます。

自由に並べられない

紙の本を本棚に並べるのは一つの楽しみです。自分が見やすいように、作家別やジャンル別に、レイアウトを決めて並べる。本棚はインテリアの一つだと言っても過言ではないでしょう。しかしKindleでは今のところそれができません。

「購入順」とか「タイトル順」「著者順」で順番を変えることしかできず、ジャンル分けも並べ替えもできないのが現状です。これはソフトウェア次第なので、Amazonが頑張ればすむだけの話です。頑張れAmazon。

売れない

Kindle本は紙の本のように、一度買った本を中古市場に売ることができません。Kindle本はデータだから当たり前のように思いますが、実はこれも将来どうなるかわかりません。

「電子書籍の古本」はじまるかも。データの中古売買の特許とりました by アマゾン | ギズモード・ジャパン

パラパラとページがめくれない

Kindleでは今のところ、紙の質感を再現していません。画面をスワイプしてページをめくることになります。どうしても紙の手触りを大切にしたい人は紙の本で読むしかないですね。未来にはARのような形でパラパラめくれるようになるかもしれません。

それ以上のメリット

他にもまだまだデメリットはあるかもしれませんが、Kindleにはそれ以上のメリットがあることも事実です。一つはスペースをとらないこと、そして何冊も持ち歩けること、最後にスマートフォンやパソコン、タブレット間で共有できること、Kindleに切り替えるメリットとしてはこの3つが一番大きいのではないでしょうか。これらのメリットが他のデメリットを上回ると感じたら、Kindleへの切り替えを検討する時期だと思います。まずは使い始めてみましょう。

iPhone版Kindleアプリ

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  • ブック
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Android版Kindleアプリ

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